2012年2月20日月曜日

山口県光市母子殺人事件判決

発生から13年間、裁判のたびに世間の注目を浴びてきた「山口県光市母子殺人事件」。その判決が2月20日最高裁で言い渡された。





最高裁判所第1小法廷の金築誠志裁判長は、「何ら落ち度のない被害者の命を奪った冷酷、残虐で非人間的な犯行で、遺族の処罰感情はしゅん烈を極めている」と指摘、被告の上告を退け死刑が確定した。

この判決に対する意見はむろん賛否両論あるだろうが、私はやむを得ない決定だったと思う。

人として越えてはいけない一線を越えてしまった者は、その罪を命で償うしかないだろう。

被害者遺族の本村洋氏が記者会見で「被告の死刑の確定を厳粛な気持ちで受け止める」と述べていた。同様にこのような犯罪を起こさせてしまった社会は、被告の死刑を厳粛に受け止めなければいけない……そう強く思う。

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