2012年10月31日水曜日

20121031_鳩山政権の概略

2009年8月30日に執行された第45回衆議院議員総選挙において民主党が圧勝。衆議院議員・民主党代表の鳩山由紀夫が第93代内閣総理大臣に任命され、鳩山政権が発足した。

鳩山政権は、2009年9月16日から2010年6月8日まで続いたが、在任期間は266日間で、戦後8番目の短命内閣である。

非自民勢力による政権の誕生は、1994年の羽田内閣以来15年ぶりだった。

発足直後は日本経済新聞などの世論調査では75%の支持率となり、政権交代、2大政党によるいままでとは異なる政治の実現に、国民の期待が集まっていたことが伺える。

当時の状況を思い起こしてみると、確かに自民党による政治には多くの国民が嫌気をさしていた感がある。私自身も自民党はもうダメだなと考えていたが、とは言え烏合の衆に過ぎない民主党を支持する気にもなれず、総選挙ではみんなの党に投票したことを記憶している。

選挙結果を見て、民主党の勝ちっぷりが予想以上の圧勝だったことに驚きはしたが、どんな政治をやってくれるのかお手並み拝見、と、そんな気持ちだった。

まぁ、世の中というものは、想像だにしていないことが起こるものである。

2012年10月2日火曜日

20121002_第3次野田内閣発足

昨日(2012年10月1日)、大惨事野田内閣が発足した。

ん、「だいさんじ」と入力したら「大惨事」と変換されてしまった。別に間違いではないような気もするが、一応訂正しておく。

第3次野田内閣が発足した。

第3次野田内閣の顔ぶれ

閣僚の顔ぶれを見ればわかるが、どうやら野田首相は本気で国政を担う気持ちはまったくないらしい。党の要職と重要閣僚を身内で固め、もうしばらくの間、権力の座にしがみついて、なんとか老後に自慢できるような手柄をたてたいと思っている……。まぁそんな感じだろう。

これからしばらくの間、重要な問題はそっちのけで、民主党と自民党は解散の時期を巡ってくだらぬ駆け引きを繰り広げることになる。

そしてすべての問題が、官僚によって身勝手な手順で進められ、決定されていく。

やはり大惨事野田内閣と称したほうが適切な気がしてきた。

日本も世界も、社会システムを根底から見直し、構築しなおす時期に来ているのだと、最近つくづく思う。

2012年10月1日月曜日

20121001_オスプレイ普天間へ……。

とうとうオスプレイが普天間基地に配備されてしまった。

この問題でも野田政権は、誰もが納得する説明をせず、自分勝手な論理を展開し、自分たちとその支援者だけで納得して強行突破した。

日米政府、オスプレイの運用で合意 - WSJ日本版 -
オスプレイ:6機普天間へ…2機着陸 沖縄知事「遺憾」- 毎日jp

野田政権の愚行はこの先、どこまで続くのであろうか。

沖縄に行ったこともないし、友人も親戚もいないが、沖縄県民の怒りはよくわかる。

このような愚行を阻止する手立てが、現時点では何もないことに、ただ、ただ、驚くばかりである。