2013年7月21日日曜日

今回の参議院選挙は、個人的には野党選択選挙だったのだが……

公示日から投票日の間に何らかの動きがあって、「自民党大勝という雰囲気から潮目が変わり、混戦模様にならないだろうか」と密かに期待していたのだが、残念ながら何事も起こらず投票日を迎えてしまった。

ということは、大方の予想通り自民党圧勝という結果になるだろう。

したがって夜の選挙特番を見る際の注目点は、以下のようなことになる。

・自公でどれだけ勝つか。
・野党の勢力図はどうなるか。
・消滅の危機に瀕している政党はどうなるか。
・民主党は消滅危惧政党の仲間入りをするのか。

私はもともと何か大きな問題が起こらないかぎり、今回の選挙で自民の勝利は揺るがないとあきらめていた。自民党を支援しているわけではないが、昨年末の衆議院選挙以降の半年、安倍政権は大きなミスをすることなく政権を担ってきたことは事実だからだ。

だが、自民党一党支配になってうまくいくとは到底思えない。どうしても政権を厳しく監視し、ブレーキ役になる野党勢力が必要になる。

果して、今回の選挙でそのような野党勢力ができるのかどうか。やはりその点に一番注目したい。