この手の事件が起こるたびに、どうしてこんな荒唐無稽な儲け話に簡単にひっかかるんだろう……そう思わずにいられない。
だが、いろいろな情報が入ってくるにつれ、なるほどと思う部分が出てくる。
まずターゲットの選定である。
年金基金を扱う事務所の様子が目に浮かぶようである。想像に過ぎないがおそらくとてものんびりした職場なのであろう。
その上こんな援護射撃も受けている。
見事な戦略である。きっと、AIJの社長は話がうまく押しも強いのであろう。
私が担当者で基金の運用がなかなか思うようにいっていなかったとしたら、わらにもすがる思いで飛びついてしまうかもしれない。
騙された人を馬鹿にせず、他山の石としてきちんと学んでおきたい。
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