ようやく解散総選挙が見えてきた。
今国会中(会期9月8日まで)か、10月解散説が有望であるとの報道が大勢を占めている。
野田政権が発足したのが、昨年9月2日であることを考えると、それ以前の解散はないだろう。自信過剰気味の野田氏が自らの政権が1年も持たずに崩壊することを絶対に容認するはずがないからである(本来は3カ月ほどで崩壊していた方が日本のためにはなったと思う)。
さらに、いま解散すれば総選挙で民主党が惨敗することは必至である。民主党執行部とすれば、できるだけ解散時期を遅くして自党に有利な局面が出てくるのを待ちたいはずである。所属議員の反発もかなり激しいものになるはずだ。
となると、解散は10月と考えるのが妥当だろう。
10月まで待てば、史上最悪の政権がいなくなる。ありがたいことである。
とは言っても、野田政権がいなくなればすべてうまくいくというものでもないことは確かだ。甘い幻想を抱いてはいけない。その後もしばらくは日本の政治的混乱は続くだろうが、さすがに野田政権以下はないだろう。
本命は秋解散=「近いうち」合意で観測-与野党
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