2012年4月22日日曜日

目的が明確になっていないから何も達成できない

「いまさら何言ってんの」

そう叱られてしまいそうだが、最近改めて痛感していることがある。

それは、

“目的を明確にしないと何も達成できない”

ということだ。

私はいま、3つほど市民活動やNPO活動に参加しているのだが、その活動を見ていると運営のうまさ、まずさが手に取るようにわかるのだ。

どの団体もそれなりに志の高い人たちが揃っている。ところが面白いことに、能力が高い人たちが多いと思われる団体二つがうまく成果を出せず、どちらかというと平凡な人の集まりのように見える団体が目を見張るような成果を上げているのだ。

どういうことなのだろうと思い観察していてすぐに思い至ったのが、

“目的を明確にしないと何も達成できない”

ということなのだ。

考えてみれば当たり前のことなのだが、その団体の中に入ってしまうとそんな簡単なことさえ見えなくなってしまう。

成功している団体は何を実行するかがはっきりしており、なおかつその目的をメンバー全員がきちんと共有している。

一方、うまくいかない団体二つはメンバーの能力が高いからなのか、壮大な目的を掲げ過ぎていて完全に進路がぼやけてしまっているのだ。しかも、メンバー各自が壮大な目的を達成するための異なる副目的を持っていて、てんでバラバラ状態になってしまっている。

それでうまくいくわけないよね。

まぁ、よく言われる教訓なのでいまさらという感じはするが、一応書いておく。

まず、なかなか思ったように成果が出ていないのなら、目的が明確になっているかどうかチェックしてみよう。

そして、もし複数のメンバーが関わっているなら、目的がきちんと共有されているかもチェックしてみよう。

落とし穴は意外とそんな簡単なところにあったりする。

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