2012年9月17日月曜日

20120915_格差 —— 領土 —— 宗教、世界で不満が爆発している

中国で起きている暴動が治まらない。

中国の暴動は尖閣諸島を巡るものであり、怒りの矛先は日本に向けられている。

映像で見る限り、恐ろしいほどの怒りがほとばしっている。

だが、いったい彼らは、あのような暴動を通して何をどうしようというのだろうか。

歴史に学ぶと、民衆の暴力が自国の政権を倒し、より民主的な国家を樹立したケースは数多く見られる。しかし、民衆の暴力が国際間の問題を解決し、好結果を残した(近年の)ケースを私は思い起こすことができない。

怒り——暴動——戦争という流れでは、国際間の問題はもはや何も解決しないのだ。

はっきりと映像に残される暴動の映像から伝わってくるのは、愚かさと醜さ、ただそれだけしかない。

いま世界では、格差、領土、宗教に関連する諸問題で暴動が頻発している。

民衆は自分たち民衆の力が想像以上に強大だということを知らなくてはいけない。

民衆が政府を戦争に導くことさえあるのだから……。

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