2011年10月29日土曜日

食品安全委員会がおかしなことを言いだしている

内閣府の食品安全委員会が「食品に含まれる放射性物質による内部被ばくを累積で100ミリシーベルト程度に収めるべきだとする見解をまとめた」らしい。


食品安全委の姿勢に疑問の声
内部被ばく健康影響で新見解


どうやら、これまでは消費者に対する説明会などで、100ミリシーベルトには内部被ばくのほか、体の表面に放射線を受ける外部被ばくも含むという説明をしてきたのに、内部被ばくだけで100ミリシーベルトまでは大丈夫ということに考え方を緩めたらしい。


食品安全委の発表


まぁ近頃は、国の言うことを「丸ごと信用する」などという人はどこにもいないだろうからあまり心配していないが、念のために言っておくと新たな見解の方ではなく以前の説明を信用しておいた方が身のためである。


気になるのはなぜいま、こんなことを食品安全委員会が発表したかということだが、もちろん国民の健康や安全のことを考えてのことではないだろう。

おそらく将来問題となり得る障害を極力排除しておきたいという政治家・官僚の自己防衛本能が「放射線被ばくに関する基準はできるだけ緩めておいた方がいいぞ」とかなんとか耳元で囁いたのであろう。



昨晩は新橋でM氏と一杯。久しぶりに都会で飲んだが、繁華街の相変わらずの賑やかさに驚いてしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿