2012年2月23日木曜日

深刻な原発事故 防止対策議論

ようやくまともな議論が始まったらしい。



参加した専門家から、「想定を超えた自然災害をはじめ、テロや航空機事故も具体的に検討すべきだ」といった意見が出されたということである。

まぁ、正直言ってそれほど大きな期待は持っていないが、どのような結果が導きだされるのか、一応注目しておきたい。

2012年2月21日火曜日

がれき広域処理を進めるために必要なこと

東日本大震災と大津波によってもたらされた膨大な量のがれきの処理が難航している。岩手・宮城・福島の沿岸部だけで2200万トン余りに上ると言われるがれきを処理するためには、日本全国の自治体に協力してもらって広域処理を進めるしかない。

ところが受入れを表明する自治体が現れても、その地域の住民が反対して広域処理が思うように進まない。




当初この問題を甘く見ていたように見受けられた細野環境相も、最近いらだちを隠しきれなくなってきたようである。






どうやら細野大臣はこのような状態になってもまだ、なぜ地域住民ががれきの受け入れに強硬に反対するか気づいていないらしい。

だからこんな無駄なことを言うことになる。

〈市民が直接、放射線量を測れるようにした例を挙げ、「できれば皆さんにみずから測っていただいて、不安を取り除いていただきたい。被災地と本当に復興していこうという気持ちを持っていただけるのであれば、安全に処理できるので、ぜひ手を貸していただきたい」と述べ、広域処理への協力を訴えました。〉

もはや政府の言うことを真に受ける者はほとんどいない。そのような状況下では(信用されていない)環境大臣が安全、安心と言えば言うほど疑念を持つのは当然のことである。

もし本当に広域処理を進めたいなら、安全とか安心とかいう言葉を気軽に言わず、丁寧に根気づよく実際のデータを提供し続けることだ。地域住民に要求された情報はつべこべ言わずにすみやかに提供する。問われたことには丁寧に具体的な情報を提示しながら回答する。わからないことはわからないとはっきり言う。

そのようにして提供したデータやその他の情報が地域住民が納得できるようなものであれば、やがて広域処理も進むようになるはずだ。

2012年2月20日月曜日

山口県光市母子殺人事件判決

発生から13年間、裁判のたびに世間の注目を浴びてきた「山口県光市母子殺人事件」。その判決が2月20日最高裁で言い渡された。





最高裁判所第1小法廷の金築誠志裁判長は、「何ら落ち度のない被害者の命を奪った冷酷、残虐で非人間的な犯行で、遺族の処罰感情はしゅん烈を極めている」と指摘、被告の上告を退け死刑が確定した。

この判決に対する意見はむろん賛否両論あるだろうが、私はやむを得ない決定だったと思う。

人として越えてはいけない一線を越えてしまった者は、その罪を命で償うしかないだろう。

被害者遺族の本村洋氏が記者会見で「被告の死刑の確定を厳粛な気持ちで受け止める」と述べていた。同様にこのような犯罪を起こさせてしまった社会は、被告の死刑を厳粛に受け止めなければいけない……そう強く思う。

2012年2月16日木曜日

放射性物質:乳児食品基準、50ベクレル堅持 文科省審議会答申、厚労省4月実施

放射性物質の食品基準について文部科学省と厚生労働省の意見が食い違っている。



ー以下記事抜粋ー
厚生労働省の諮問で食品中の放射性物質の新基準値案を審議していた文部科学省の「放射線審議会」(会長・丹羽太貫(にわおおつら)京都大名誉教授)は16日、新基準値案を批判する異例の意見書をつけつつ、同案を認める答申をした。意見書では、乳児用食品の1キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩めても健康は守られると記したものの、厳しい基準値を堅持する厚労省に歩み寄った。
ー記事抜粋ここまでー

「50ベクレルを100ベクレルに緩めても健康は守られる」とは現段階では誰も言い切れないはずである。

こんなことを言っているから国のやっていることが信頼されなくなるのだ。

2012年2月14日火曜日

日銀さらなる金融緩和を決定


日銀はデフレからの脱却を図るため、今後目指していく具体的な物価上昇率を1%とすることを新たに掲げ、市場に大量の資金を供給する基金の規模をこれまでより10兆円増やす、一段の金融緩和に踏み切ることを決めた。


安住財務大臣は日銀のこの動きを大いに歓迎しているらしいが、むろんこんな小手先の金融政策でデフレが解消されるわけもない。

政府にはもっと真面目にやってもらいたいものである。

原発再稼働 賛成22%反対36%


NHKが行った世論調査の結果に少々驚いている。

震災の影響や定期検査などのために停止している原子力発電所の運転再開についての賛否。「賛成」が22%で、「反対」が36%、「どちらとも判断がつかない」が36%だったという。


まず22%も再稼働に賛成な人がいることに驚くが、まぁ考えてみれば当たり前かもしれない。今後原発事故が起こったとしてもさほど大きな不利益を被らず、原発があった方が都合がいいと考える人が22%くらいは日本にはいるのだ。

だから日本では脱原発が進まない。

おまけにこの期に及んで「どちらとも判断がつかない」という人が36%もいるらしい。正直言って「賛成22%」よりもこっちの方に驚いてしまった。

すべてのことに自分の意見を持つのは大変だが、重要な問題くらいはしっかりと考え、自分の意見を持ってもらいたいものである。

2012年2月13日月曜日

国会でいじめられている

野田首相が「国会でいじめられている」と高校の同窓会でぼやいたらしい。

 首相“国会でいじめられている”

ニュースのタイトルを見て野田嫌いの私は多少不快な気持ちにはなったが、むろん「いじめられている」というのはほんのジョークだろうから、そこに突っ込むつもりはさらさらなかった。

が、それを伝えるニュースを読んでみてちょっと見過ごせない発言があったのでそこには少々突っ込みをいれておきたい。

野田総理はこんなことを言ったらしい。


「ねじれた国会の中で苦労している。国会の中でも、クイズみたいな質問がいっぱい出て、いじめられている」

こんなことを言っている限り「野田政権には何も期待はできないな」と改めて思う。
よくメディアでねじれ国会が諸悪の根源のようなことを言う人を見かけるが、それは根本的に間違っている。

国会がねじれているからこそ議論百出となり、最終的にはいい結果が得られるはずなのだ。

原発再稼働、被災地復興、増税、TPP、普天間……。どのような問題でも、政府がきちんと考えぬき、結果にいたる過程を明示すれば世論の指示は得られる。

その世論を無視して反対を唱え続けられるのは、本当の愚か者と本当の賢者だけだ。

私は国会に本当の愚か者があれほどたくさんいるとは思わないし、本当の賢者があれほどたくさんいるとも思えない。

つまりこれほど国会が紛糾するのは、野田内閣を多くの人が信任していないことが真の原因なのだ。